日本を応援するイベントのニュースを目にしたので、このページでも紹介します。
シエナにあるエノテカ「イル・バルアルド」で、5月22日(日)にチャリティ・ワインテイスティングが開催されます。
協賛のワイン生産者は12社(5月12日現在)。ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノやブルネッロなどのトスカーナ州を代表するワインのほか、ヴェネト州とアブルッツォ州のワインも用意される予定。また、日本のアルプス社からは長野県松本平産のブラック・クイーン種を使ったワインが提供されるとのことで、早くもシエナの町で話題になっています。
ポスターの展示やビラ配りなど、シエナの日本人留学生も一役を買っているようで、当日は多くの人が集まることでしょう。
遠くはなれたイタリアに届いた、祖国の惨事。私たちの生のはかなさと、生きていることの奇跡を思い知らされた天災。悲しみに涙がとまらず無力感を噛み締めている中、被災地で明日へと生きている人々の気高さと、それを応援する人々のぬくもりをあらためて感じるニュースでした。
- 詳細
- 日時:2011年5月22日(日)12:00~19:00
- 場所:エノテカ「イル・バルアルド」, Via Fontebranda 5, 53100 Siena
フリーエントランス。集まった募金はすべてローマ大使館、日本赤十字社を通して被災地の支援金になる、とのこと。
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続報として写真と当日の様子をアップします。
シエナのエノテカ「イル・バルアルド」で行われたチャリティ・ワインテイスティング。当日は日本人留学生を始めとするボランティアが忙しく働いていました。勉強しているイタリア語を使ってワインの説明をしたり、被災地や原発の状況などを来場者に話しているのが印象的でした。ボランティアの皆さん、お疲れ様でした!